【イベントレポート】三笠ラフティングツアー&野外博物館ツアーに参加!魅力発信<第四弾>

\川の楽しさ&魅力を発信~第四弾~/
みなさんは太古の昔、日本がどのような自然環境だったかご存じですか?
人類誕生のはるか昔から日本には様々な生き物が暮らし、自然環境も変化してきました。
これは周知の事実だと思いますが、具体的なことは知らない方がほとんどではないでしょうか。
今回は太古の自然環境を楽しく学ぶ魅力をお伝えすべく…
三笠ジオパークのラフティング&野外博物館ツアーに北海道カメラ女子の会のメンバーが参加しました!
参加した2名の体験レポートをお伝えします。
イベントについて

▼三笠ジオパーク開催のラフティング&野外博物館ツアー
①三笠ジオパーク「野外博物館」のガイドツアー
②幾春別川でのラフティング体験
③湯の元温泉旅館で入浴・昼食
以上の3部構成で、検温・手指消毒・密回避などの感染対策を行いながら開催しました。
■開催日時:2022年7月23日(土)9:30~14:20
■集合場所:三笠市立博物館 駐車場
■参加人数:11名
親子連れや単独で参加の方まで、幅広い年齢層の方が参加されました。
「野外博物館」のガイドツアー
まずは三笠市立博物館に集合して、オリエンテーションを受けます。
雨が降ったりやんだりの、あいにくの空模様でしたが、写真撮影の注意点やコースについて説明を受け「野外博物館」のガイドツアーに出発です。

かつてこの地では、良質なエゾマツやトドマツなどの木材を桂沢(現在の桂沢湖)から運びたすため、森林鉄道が運行していました。
現在の野外博物館は、この森林鉄道跡を整備してつくられ、動植物や地層を観察できる散策路となっているそうです。



ガイドさんのお話を聞きながら、錦橋を渡り旧幾春別炭鉱錦立坑櫓や錦坑坑口を見ながら移動します。
幾春別層は約5千万年前に形成された地層で、泥岩層、石炭層からなるそう。
その地形から炭鉱まちとして栄え、旧幾春別炭鉱錦立坑櫓は現存する道内最古の立坑櫓です。


カメラ女子たちは、しっかりと説明を受けながら記念撮影も忘れません。
石炭が見える地層では、地面に石炭がゴロゴロ落ちていて驚きました。



「黒のダイヤ」、「黒の宝石」などと呼ばれる石炭。
雨で黒く光輝いている様に見えた石炭は「まさに‟黒いダイヤ”だ!」と、自然の神秘に圧倒されました。

次は、ひとまたぎ5千万年の境界線をこえます。
この付近には約5千万年前の地層(幾春別層)の隣に、約1億年前の地層(三笠層)が分布しているそう。
それほど広くないエリアに5千万年前の地層と1億年前の地層があることや、陸の地層と海の地層の違いはとても興味深く、気が付くと夢中で見学していました。



地層といえば横に重なっているものだとばかり思っていましたが、垂直な地層を初めて見られました!

約1億年前の地層や化石を間近で見学しながら、雄大な自然にどっぷりと浸かるひと時を味わいました。
幾春別川でのラフティング体験
野外博物館のガイドツアーの後は、幾春別川でのラフティング体験。
お借りするウエットスーツや靴が並んでいます。



ウエットスーツを着るのに少し苦戦しましたが、スタッフの方がサポートしてくださって無事着用。

ラフティングについてレクチャーを受けます。
レクチャーの後は、いよいよラフティングスタート。






川に入った瞬間から、川の流れの速さを感じ、スリルと爽快感を味わえました。
湯の元温泉旅館で入浴・昼食
最後は湯の元温泉旅館でラフティングやガイドツアーで疲れた体を休め、美味しい鴨料理に舌つづみ。
さっぱりとした湯ざわりの温泉とサウナで、じっくり体を温められました。



昼食では、鴨肉のカレーと鴨丼をチョイス。
どちらのお料理も厳選された良質な鴨肉が使用されており、心も体も満たされたメンバーたちでした。
まとめ
参加したメンバーに話を聞くと、
「このツアーで自然と共存していることを実感できた」
「自然の力の中では、人間は無力だと感じた。自然の流れに身を任せることも大事だと体感できた」
など、それぞれに学びや気付きがあったようです。
あいにくの空模様でしたが、三笠ジオパークのテーマでもある一億年時間旅行を満喫できた1日となりました。
みなさんも日常の喧騒から離れ、太古の自然を感じながら川でのアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。
● 前回までのツアーについてはこちら
◆第一弾:空知川川下り体験&炭鉄港施設の見学ツアーに参加!
◆第二弾:石狩川クルーズ&川の博物館ツアーに参加!
◆第三弾:定山渓ダムでアイスカルーセルを体験!
