【とんがり・わたしのまち通信】 vol.5 牛の生きた証を残したい
「とんがり・わたしのまち通信」
四町広域宣伝協議会と北海道カメラ女子の会は2019年度から地域の魅力発信プロジェクトとして、浦河町・様似町・えりも町・広尾町・四町の魅力を等身大の言葉と写真で発信しています。
地元のカメラ女子で結成した「チームとんがり」。
四町在住の23名の女性が、自分の住む町を再発見しながら、写真を撮り続けています。
そんなチームとんがりのメンバーが前回の「とんがり美味しいもの通信」に続き、今回は「とんがり・わたしのまち通信」をお送りします。
メンバーそれぞれが、「今」「みなさんに」、お知らせしたい「地元のステキ」をリレー形式でお伝えします。
vol.5 広尾町
牛の生きた証を残したい
私は北海道の広尾町の菊地ファームという牧場で働く、スタッフです。
年間およそ3万枚は牛の写真を撮っています。
牛はペットではなく、経済動物。
そんな牛たちが生きていたことを私は写真という形で残し、それをSNSで発信することで牛や酪農を身近に感じるきっかけになってもらえたら…そう思って2020年のカレンダーを個人的に作りました。
現在働いている菊地ファームは牧場でカフェをやっていて、店内にカレンダーを飾らせてもらいました。
そのカレンダーを見た1人のお客様が、欲しいと言ってくださいました。
その方のために、2021年用のカレンダーを販売することになりました。
丑年だから、という理由もあるかと思いますが、広尾町のことも知らなかった、菊地ファームのことも知らなかった方がカレンダーを買って下さりました。
そして今年は新たに、牧場で産まれた子牛の名前を一般の方から募集することを始めました。
自分がつけた名前の子牛が居ることによって、それがきっかけで広尾町や菊地ファームに来てくださったらいいなあという思いです。
牛と共に生きている、そんな菊地ファームが私は大好きです。
是非皆さんにも菊地ファームカフェにお越しいただき、牛や酪農を身近に感じていただきたいなあと思います。
菊地ファーム
広尾郡広尾町野塚11線8番地4
TEL 01558-2-0008
ホームぺージ : https://kikuchifarm.jp/
写真・文章担当
涼しい夏。(広尾町/チームとんがり)
新潟県出身。農業高校を卒業後、北海道の牧場で働くという夢を叶えるため、知り合いも友達もいない北海道にやって来ました。
初めの3年は新得町の牧場で働き、大好きな牛、カメラのおかげで人との繋がりができ、ご縁があり、現在は広尾町にある菊地ファームという牧場で大好きな牛に囲まれながら日々過ごしています。